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「良寛さま」

法話   2016/12/24
2016年12月24日放送

早いもので、今年も残りわずかとなりました。今日は日本中の子供たちにとって、待ちに待ったクリスマスイブ。今夜サンタクロースはきっと子供たちの所へ訪れ、プレゼントを届けることでしょう。
さて、皆さまは良寛さまをご存知でしょうか。子供たちと一緒に手毬で楽しそうに遊ぶお姿が有名です。
良寛さまは曹洞宗の僧侶で、江戸時代中期、新潟県の出雲崎にお生まれになりました。
家は出雲崎の名主でいずれは跡継ぎと期待されました。しかし二十二歳で僧侶を志し、出家されました。
良寛さまは生涯、寺を持たず庵で質素に暮らしておりました。
書や和歌や俳句にたけており、何より良寛さまは子供たちが大好きで、手毬やかくれんぼ等をして一緒に遊ぶことを楽しみとされておりました。
良寛さまは「童心の人」と呼ばれます。童心とは、わらべの心と書き、「子供の心を持った人」ということです。
良寛さまは、大人子供わけ隔てなく接せられました。
そこには分別なく、あるがまま純粋に受け入れる心があったからこそだといえましょう。
私たちは常に自分を基準にして、こだわりや合うとか合わないとかで好みを振り分けることがあります。
そうして自分に都合の良い環境を作りますが、かえってそれが身を狭め、苦しみを生むのです。
子供にはこだわりがなく、あるがままの純真無垢な、柔らかく透き通った心をしております。全てのことをありのまま純粋に感じ、分別なく受け入れる事が童心であり、仏心(仏の心)とも言えるのです。
あと少しで新しい年を迎えます。今年の内に自分と向き合い、こだわりというものをひとつひとつ捨て去ってみませんか?

清里町 龍川寺
松井 圭佑

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