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「坐禅の心」

法話   2016/11/12
2016年11月12日放送

本日は、坐禅の心をお話ししたいと思います。
曹洞宗の坐禅は、自らの体と心を調えて、ただひたすらに坐るという方法であります。これを只管打坐(しかんたざ)といいます。
過去や未来を心に置かず、たった今に集中し坐る。今しか心に置かず、最後は今坐っていることも気にしなくなる。そのような状態になった時、心には何もなくなり、安らぎそのものになる。この坐禅の心を日常生活に生かしたいものです。
例えば、ドライブでどこかに向かう時、到着してからのことを運転しながら考えてますと今に集中してませんから、危ないですよね。まだその場所には到着してませんから、今考えなくてもいいことです。 到着してから考え、やるべきことをするべきです。ですから、今ドライブ中にやるべきことは、運転に集中することです。たった今の運転に集中しなければ無事に到着するという未来はありません。
まだ来ぬ未来を心においていますと心ここにあらずということになります。不安や焦りも出てくるでしょう。気をつけたいものです。
また例えば、私は仕事上お檀家さんの仏壇でお経を唱えます。その時、過去のことやどうでもいいことを考えてたらどうでしょう。お経を唱えながら、昨日のことを思い出したり、早く今日の仕事終わらないかなあなど、過去のことや雑念を持っていますと誰のためにもなりません。しっかり皆さまの幸せや守護を願い、お経を唱えなければいけません。
自分の為にも皆の為にも今一番やるべきことに集中すべきです。
この純粋なる慈悲の努力がたった今の命を輝かせます。 またそこに安らぎも見いだせます。この坐禅の心を実践し、本当の意味で輝かしい、安らぎある人生を送りたいものです。

枝幸町 長林寺
島崎 元輝

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