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「供養」

法話   2016/07/23
2016年07月23日放送

早いもので7月下旬となりました。この頃になると、住職さんがお盆参りに来られる、というご家庭も多いのではないでしょうか。
先祖供養とか追善供養、といった言葉がございます。この「供養」という言葉。漢字で書けば、「供える」に「養う」と書きます。
「供える」とは、お花やお水、お菓子や果物、また亡くなられた方がお好きだった物をお供えする、というだけではありません。それらによって、皆様のお気持ちをお供えするということが大切なのです。
そしてもう一つの「養う」とは、心を供えることで自分自身の心を養う、という意味になります。
夏休みは、遠方のご家族が帰省されてご親戚が久しぶりに集まる機会です。皆さんでお寺やお墓で手を合わされるかと思います。
手を合わせる、この「合掌」というのは、「感謝」の姿、「ありがとうございます」の姿です。
食事の際には手を合わせ「いただきます」「ごちそうさまでした」と言います。野菜や動物を育てた人、各地に食材を運ぶ人、料理をする人。沢山の人の手があったからこそ目の前の料理があります。感謝の気持ちで手を合わせるのです。
お寺やお墓でも同じです。ご先祖様がいなければ今の自分はありません。家族や友達との様々な出会い巡り合わせも、全てありません。感謝の気持ちをお供えする姿が「合掌」なのでしょう。
「供える」という漢字は、「人と共に」とも読めます。つまり「供養」とは「人と共に皆の心を養う」ということです。手を合わせることによって、それぞれのお気持ちをお供えし、皆さんの真心を養う切っ掛けにしていただきたいと思います。

鹿追町 向岳寺
小原 輝昭

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