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「盂蘭盆会(うらぼんえ)」

法話   2015/08/15
2015年08月15日放送

もちろん「盂蘭盆会(うらぼんえ)」のお話です。
お釈迦様の十大弟子のひとり「目連尊者」その母親は、我が子のみに愛情を注ぎ、物欲深く、他人への思いやりや布施の心がありませんでした。そのため「餓鬼道」に堕ちてしまい、逆さ吊りされたような大変な苦しみを受けていたそうです。
この「逆さに吊るす」をインドのサンスクリット語では「ウランバナ」と言い、これに漢字をあてはめたものが『盂蘭盆会(うらぼんえ)』です。
目連尊者は神通力を使って、餓え苦しむ母親に食べ物を送りました。しかし、食べ物は火に焼かれ、苦しみから救うことはできませんでした。
そこで、お釈迦様に、母親を救う方法をお訊ねしました。
雨の降り続く「雨季」には、僧侶が一堂に会して修行をする「安居(あんご)」がおこなわれます。
 お釈迦様から「安居(あんご)の終了する7月15日に大勢の僧侶を招いて、たくさんの供物を捧げて供養すれば、救うことができる」と教えられました。
その教えのままに供養したところ、極楽往生が遂げられたといいます。直接的に救いの手を差し伸べるのではなく、多くの者に布施をし供養して、功徳を廻らすことによって救われたのでした。
以来、旧暦の7月15日は御先祖様に報恩感謝の供養をする日。更には、「三界のすべての者ども=萬霊等を供養して功徳を積む」重要な日『盂蘭盆会(うらぼんえ)』となりました。
この旧暦7月15日の『盂蘭盆会(うらぼんえ)』、暦が新暦に変わり、地域的事情が加わって8月15日になりました。

滝上町 報国寺
久保田 粋穂

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