法話

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2012年5月5日放送

法話   2012/05/05
2012年05月05日放送

今日は五月五日、子供の日ですね。最近は鯉登りが都会ではあまり見られなくなって、寂しい気持ちになるのは私だけでしょうか。

皆さんは、子供の頃将来の夢は何ですかと聞かれたり、書かされた経験はなかったでしょうか。因みに、私の将来の夢は学校の先生でしたが、夢と現実とは違いました。

数年前、未来への自分に手紙を書こうプロジェクトがありました。それは、シンガーソングライターのアンジェラ・アキさんが十代の時、三十歳の自分に宛てた手紙が届いた実体験がモチーフになり『手紙~拝啓 十五の君へ』という曲を作りました。この曲を元に全国の老若男女百人が未来の自分に手紙を書いたプロジェクトでした。

私が、もし未来の自分に宛てた手紙を書くとしたら、今の自分はどんな生き方をしているか知る必要があります。

禅の言葉に「看脚下(かんきゃっか)」という言葉があります。看は看護士さんの看、脚は月偏の脚、下は天下の下、看護士さんが患者さんを注意深く見守る様に、自分の足元を注意深く見るという事、しかし、それは単に靴が汚れているか、いないか、或いは靴下に穴があいているか、いないかを見るのではなく、自分の今、置かれている立場・状況で、自分が何をしてどんな生き方をしているのか、立ち止まって考える事です。

時間に追われ、毎日向上心なく、仕事や勉強を行ってはいないか。周りの事ばかり気にして、自分を見失っていないだろうか。

仏教では、自己の中に灯を持てと教えます。それにはまず、自分の足元、つまり心を注意深く見つめる事が大切なのではないでしょうか。

北広島市 来広寺
落合 順厚

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