法話

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2011年8月27日放送

法話   2011/08/27
2011年08月27日放送

私のお寺では、三年前位から、ふた月に一度のペースでありますが、坐禅会をしています。そして坐禅が終わると、参禅された方々をお茶とお菓子でもてなし、歓談のひと時を設けています。禅寺ですから布教の一環ではあるのですが、それ以上に、お寺にたくさん人を呼びたい、お檀家さんは勿論のこと、地域の皆さんにも、お寺と言うものが身近な場所であると感じて頂きたい、と思ったからです。
お寺へ行くのはお葬式やご法事の時ぐらい、あとは何かない限り行く所ではない。また逆に、何事もないのにお寺へ行くのは変、という昨今の状況。このような存在ではなく、お寺と言うものは境内やご本尊にフラリ訪れてもホッとできる場所、心が安らかになれるトコロ、と感じてもらいたいのです。 かつて、お寺は地域の集会の場でもあり、地域の人々の心の拠りどころ…安心の場でもありました。もう一度お寺がそういう場所になれば…というのが私の願いであり、坐禅会を始めた動機です。
『坐禅』と聞くと、未経験の方は「痛い、きつい、怖い、厳しそう」というイメージで、「チョットは興味があるけれど、いざとなると中々…」と言う方が多いようですが、しかし、一度でも経験された方は一様に清々しい面持ちになり、坐禅を体験してみて――言い方は人それぞれなんですが――皆さん「良かった。心がホッコリした。落ち着いた。何か溜まったモノが出たみたいでスーッとした」などなど。そして、「また坐禅をしてみたい」と言われます。鐘や太鼓で人を呼んでみてもそれは、一回きりのイベントで終わってしまいます。
『坐禅』は、「安楽の法門なり」と道元禅師さまはお示し下さっています。『坐禅』に親しむ人を増やすことで、お寺に人の足を向けさせることが出来る、『坐禅』には人々を安心に導く大いなる力が在ると…私は信じます。
皆さんも一度、安楽の法門を潜り、安心への道を歩いてみませんか?

根室市 開運寺
山崎 祐久

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